「ボリューム上げて」 5勝目バウアー、敵地ブーイングを煽る余裕の“挑発ポーズ”
耳に手を当て「聞こえないよ?」と言わんばかりに敵地ファンを挑発
■ドジャース 2ー1 ジャイアンツ(日本時間22日・サンフランシスコ)
ドジャースのトレバー・バウアー投手が21日(日本時間22日)、敵地ジャイアンツ戦に先発し、6回1/3、2安打1失点(自責0)11奪三振の快投で5勝目をマークした。降板する際には敵地ファンから大ブーイングを浴びたが、耳に手を当て挑発。試合後は「僕としてはボリュームをあげてほしかったんだよ」と“バウアー節”全開で試合を振り返った。
故障者続出で苦しい状況も、エースの力投で5連勝を飾った。バウアーは6回2死一、二塁の場面で自らの失策で1点を失ったがジャイアンツ打線を散発2安打に抑える快投。7回無死一塁でトークマンを空振り三振に抑えた所で降板となったが敵地からは激しいブーイングが送られた。
それでもバウアーは「聞こえないよ?」と言わんばかりに耳に手を当てファンを挑発し、ベンチに引き下がった。
試合後は、敵地でライバル球団相手に投げることを問われると「どのみち彼らは僕のことを嫌うんだから、身を乗り出した方が良いと思ってね。観客も夢中になるのが僕としては楽しく、力になるんだ」とバッサリ。耳を当てた挑発ポーズについても“バウアー節”全開で「僕としてはボリュームをあげてほしかったんだよ」と語っていた。