菊池雄星、次回登板が25日アスレチックス戦に変更 ダルビッシュと初の投げ合いは消滅
サービス監督が発表「ここ数日の体調不良から十分な調整が行えておらず」
23日(日本時間24日)にサンディエゴで予定されていた、パドレスのダルビッシュ有投手とマリナーズの菊池雄星投手のメジャー初対決が消滅した。22日(同23日)のオンライン会見でスコット・サービス監督が菊池の登板日変更を発表した。
サービス監督は「前回登板後、数日間少し体調をくずした。投球練習でリズムが悪く調整が十分ではないので1日の猶予を与えた」と変更になった理由を説明。23日(同24日)はジャスティン・ダン投手が先発。菊池の次回登板は24日(同25日)の敵地オークランドでのアスレチックス戦の初戦になる。
パドレスのティングラー監督が、前日21日にダルビッシュの次回登板を23日と発表したことで、ダルビッシュと菊池のメジャー初の投げ合いが注目されていたが、流れることになった。
菊池は前回登板となった17日(同18日)のタイガース戦で、6回を投げ3安打3失点8奪三振で3敗目を喫したものの、立ち上がりの不安定な投球から立て直し、今季8登板中6度目のクオリティスタート(6回以上、自責3以下)をマーク。「3回から立て直せたのは次につながる。去年まではできなかったこと。プラスに捉えている」と、今季に見せる大崩れしない粘投に手応えを掴んでいた。
一方のダルビッシュも同日のロッキーズ戦で7回4安打無失点、無四球の内容で今季2回目となる2桁10三振を奪い4勝目(1敗)を挙げ、調子を上げていただけに、白熱した投手戦が期待されていた。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)