小久保ヘッドに一任のはずが… 工藤監督が「2番・甲斐」を提案した意味

ソフトバンク・工藤公康監督(右)と小久保裕紀ヘッドコーチ【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督(右)と小久保裕紀ヘッドコーチ【写真:藤浦一都】

2番に捕手の甲斐を起用したのは「私のアイデアです」

■ソフトバンク 7ー2 オリックス(22日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは22日、本拠地・PayPayドームで行われたオリックス戦に7-2で快勝した。初回に主砲・柳田が3ランを放ち、幸先よく先制。その後も効果的に加点してリードを広げて白星を掴んだ。

 この試合で驚きを誘ったのが甲斐拓也捕手の2番起用だろう。甲斐にとっては初の2番。今季ここまで47試合で打率.285、4本塁打20打点と打撃好調とはいえ、負担の大きい捕手というポジション柄、2番起用に驚いたファンも多いことだろう。

 これが結果的に、初回の3得点に繋がった。川島が三振に倒れ、1死走者なしで打席に入ると、ボールをしっかりと見極めて四球を選び出塁。盗塁も決め、栗原の右前安打で三塁へ進むと、柳田の3ランで先制のホームを踏んだ。

これまでは打順などの野手起用を小久保ヘッドに一任していた

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