まだデビュー前なのにカードが超高額落札 2100万円の高値がついた20歳の有望株とは?
2018年にレイズに入団した20歳のワンダー・フランコ内野手
米国でまだメジャーデビュー前の若手有望株のベースボールカードが約2100万円という高額で取引され、話題となっている。MLB公式サイトが特集している。
デビュー前の若手としては異例の19万8030ドル(約2094万円)で売れたのは、レイズ傘下に在籍するワンダー・フランコ内野手のカード。ドミニカ共和国出身のフランコは2018年にレイズと契約した20歳で、MLBのプロスペクトランキングでも全体1位に輝く超有望株。22日(日本時間23日)に開催されたオークションで2019年版のサイン入りカードが高額で落札された。
このオークションでの最高額は、パイレーツなどでメジャー通算3420安打を放ったレジェンドのホーナス・ワグナーの1909年版カードで、落札価格は375万ドル(約3億9650万円)。フランコの落札価格はこれには及ばないものの、MLB公式サイトは「今季が始まるまでA+より上のクラスでプレーしたことがなかった若干20歳であることを考えると傑出している」と驚きを伝えている。
なお、フランコは今季、レイズ傘下3Aのダーラム・ブルズでプレーしており、ここまで打率.268、3本塁打12打点の成績を残している。MLB公式サイトでは「フランコのためのドアは近いうちに開かれるだろう」とも記しており、近いうちのメジャーデビューを予想していた。