「妻を攻撃するのはやめろ!」 日系3世ヤマモト、SNSでの誹謗中傷に猛抗議
家族への心無い言葉を批判「私に対してであるべきだ」
メッツに所属する日系3世のジョーダン・ヤマモト投手が、自身の妻に対するSNS上での誹謗中傷に怒りを露わにした。先発した23日(日本時間24日)のマーリンズ戦で、4回6安打5失点(自責4)と乱調。ツイッターでは、自身だけでなく妻のマディソンさんにも心無い言葉もあったといい「私の妻を攻撃するのはやめろ!」と抗議した。
米ヤフースポーツによると、試合中からマディソンさんへの不快なツイートがあったという。これを受け、ヤマモトは「彼女はプレーしている人間でもユニホームも着ている人間でもない! もし誰かを攻撃せずにいられないなら、それは私に対してであるべきだ。私をタグ付けして、私の投稿にコメントしろ」と発信した。
一挙5失点を喫した2回についても「私自身のエラーと集中力の欠如があのイニングに繋がった。だから、彼女のところに攻撃しに行くのはやめろ! プロのアスリートとして、批判が付きまとうことは理解している」とコメント。その上で「私の家族と配偶者はそんな契約をしているわけではない。彼らはそんな報いを受けるいわれはない!」とあらためて批判した。
ヤマモトは2019年にメジャーデビュー。先発として15試合に登板して4勝5敗、防御率4.46の成績を残したが、前腕の張りで負傷者リスト入りしてシーズンを終えた。翌2020年は4試合登板で0勝1敗、防御率18.26と精彩を欠き、1月28日(同29日)にマーリンズからDFAに。メッツにトレードで加入した今季は、1先発を含む2試合に投げて1勝1敗、防御率6.75となっている。
(Full-Count編集部)