チーム最多4勝目の鷹マルティネス 巨人封じの“ゲームプラン”と王者の“強み”

感情を表に出すシーンも目立つが「1人のファンになるぐらいの気持ち」

 この日、特に威力を発揮したのが130キロ台前半のチェンジアップ。初回の吉川や2回の丸を三振に切るなど、要所で威力を発揮した。試合前からマルティネスと甲斐のバッテリーはチェンジアップを多めに配すプランだったという。その中で、相手打者たちの反応を感じ、甲斐のリードによりその比率を高めたのだという。

 これでチームトップの4勝目をマークしたマルティネス。今季、日本ハムからソフトバンクに移籍した右腕だが、目立つのが、その感情を表に出すシーンの多さだ。この日も5回に長谷川がフェンス際のファウルフライを好捕すると雄叫びをあげてガッツポーズ。味方が得点を奪えば、ベンチ内でも笑顔を浮かべて大はしゃぎ。そんな自身を「やっぱり興奮するし、味方が点を取ると嬉しい。ベンチに戻ってきた時は、僕は1人のファンになるくらいの気持ちなんだ」と語る。

 新天地に移って戦う今季。2年連続のリーグ優勝、5年連続の日本一を狙うソフトバンクの強さの要因について「チーム内でのいい意味での化学反応があって、みんなが混ざり合っている。みんなが何をすべきか、何をしないといけないかをすごく理解している。自分もその一部になれている。それが凄いと思う」と感じるという。

 チームの勝ち頭となり、安定感溢れる投球を続けているマルティネス。いまやホークス投手陣にとって不可欠な存在となっている。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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