「IQ900のプレー」「リーグ最高」一塁じゃないの? 走者の意表を突いた“ベアハンド”
え? 一塁に送球しないんだ…「あんなプレー見たことない」
■ブルワーズ 6ー2 ナショナルズ(ダブルヘッダー2試合目・日本時間30日・ワシントンDC)
ナショナルズのトレイ・ターナー内野手が29日(日本時間30日)、本拠地で行われたブルワーズとのダブルヘッダー2試合目で、“これぞメジャー”の好守を見せた。ボテボテのゴロをベアハンドで掴み、一塁に送球するかと思いきや、二塁走者のスキを見逃さずアウトに。超一級品の美技に「IQ900のプレー」「このプレーの難易度はやばい」などと驚きの声が止まらない。
5回無死二塁でブルワーズのウィリー・アダメスが放った打球は、遊撃へのボテボテのゴロに。前進して素手で掴んだ遊撃のターナーは、バックトスでなんと三塁へ。二塁走者のコルテン・ウォンがオーバーランしているのを横目で見逃さず、ピンチの芽を摘んだ。
この瞬間をMLB公式ツイッターが動画で公開すると、ファンも続々と反応。「ずば抜けてリーグ最高の遊撃手」「あんなプレー見たことない」「何が起きたんだ?」「信じられない」「名人芸」などと衝撃を受けたようだった。NPBでも西武の源田壮亮内野手ら名手が披露する“ベアハンド”は華麗そのもの。ターナーのプレーは、冷静な状況判断と卓越した技術が可能にしたトップクラスの離れ業だった。