菊池雄星、7回途中2失点で今季3勝目 6戦連続QSの安定感、“アジア人左腕対決”制す
4回途中までパーフェクト投球で自身2連勝
■マリナーズ 4ー2 レンジャーズ(日本時間31日・シアトル)
マリナーズの菊池雄星投手は30日(日本時間31日)、先発した本拠地でのレンジャーズ戦で、自身2連勝となる今季3勝目を挙げた。4回途中までパーフェクトの内容で、6回2/3を3安打2失点、フォーシームの最速は98.5マイル(約158.5キロ)を記録。チームの4連勝に貢献した。
レンジャーズの先発ヤン・ヒョンジョンとの“アジア人左腕対決”となったマウンドで、菊池は3回まで完全投球。4回2死から遊撃クロフォードの悪送球で二塁に走者を背負ったが、後続を危なげなく遊ゴロに仕留めた。6回先頭のカルフーンに右前に運ばれてこの試合の初安打を許すも、後続を三塁併殺打に。ただ、7回1死一塁からギャロに右翼越えの2ランを被弾。2死を奪った直後に四球を出したところで降板が告げられた。打者24人に対して104球を投げ、5奪三振、1四球。防御率3.88、フォーシームの最速は98.5マイル(約158.5キロ)を記録した。
6回0/3で4安打1失点で2勝目を挙げた前回24日(同25日)のアスレチックス戦に続き、自身2連勝。3勝3敗の五分に戻した。6試合連続のクオリティスタート(6イニング以上で自責点3以下)も達成。マウンドを重ねるたびに安定感を増している。