妻をギプスで殴った疑いで逮捕の昨季“2冠王”、妻の方がDVで逮捕された過去も
約220万円支払って保釈、裁判所から妻との接触禁止を命じられる
妻への家庭内暴力(DV)の疑いで、米当局から逮捕されたブレーブスのマルセル・オズナ外野手が5月31日(日本時間6月1日)、2万ドル(約219万円)の保釈金を支払って釈放されたとAP通信が伝えた。
報道によると、オズナは妻に対して首を絞めつけたり、殴打したりした加重暴行の疑い。負傷した左手につけられたギプスでも殴ったとされ、5月29日(同30日)から勾留されていた。裁判所に初出廷した際、妻との接触を避けるよう命じられた。
弁護士の説明では、夫妻は離婚の手続きを進めている。昨年には、妻のほうがオズナの顔を石鹸置きで殴ったとして逮捕されていた。オズナは大リーグ機構(MLB)から長期の出場停止処分を受けるかもしれないという。
通算1080安打、173本塁打を誇るオズナは昨季18本塁打、56打点で2冠王に輝き、オフに4年総額6500万ドル(約71億4000万円)でブレーブスと再契約。1500万ドル(約16億4800万円)のオプション付きで、5年最大8000万ドル(約87億9000万円)の長期契約を結んでいた。今季は48試合出場し、打率.213、7本塁打、26打点。5月28日(同29日)に左手中指と薬指の骨折で10日間の負傷者リスト(IL)入りしていた。