阪神ファン・岡崎体育が伝える野球の魅力 “ゲッツーマニア”を自称するこだわりとは

岡崎少年の心を掴んだ代打逆転サヨナラ満塁本塁打「ムチャクチャかっこいい」

 小学生の頃は少年野球で汗を流した。「今はガッチリしてますけど、当時は細身で外野を守っていました。打球反応がいいって言われて、センターを守っていました。本当はゲッツープレーがやりたくて、二塁手になりたいと言ったこともあります。年季の入ったゲッツーファンです、私は(笑)」と岡崎さん。ちょうどこの頃見た、あるプレーが今でも鮮明に記憶に残っているという。それが現在、阪神で打撃コーチを務める北川博敏氏の豪快な一発だ。

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「北川コーチが近鉄にいた2001年に、12年ぶりのリーグ優勝を決めた代打逆転サヨナラ満塁ホームランです。僕は当時、小学6年生だったんですけど、あのホームランを見て『野球ってすごいんやな』って思いました。あの点差で、あの深いイニングで、やっぱりまだドラマは生まれるんだって思ったし、北川さんが飛び跳ねながらダイヤモンドを一周しながらムチャクチャ喜んでいる姿や、チームメートがみんなベンチから出てきてホームへなだれ込んでいる姿を見た時、『これが本当のチームスポーツだ。チームで戦って優勝を喜び合うってこういうことなんだ』って。北川さんがムチャクチャかっこいいと思ったし、僕も少年野球で打てたらかっこいいんだろうなって思っていたら、翌日みんな学校でホームランの練習してましたね(笑)」

 野球の影響力の大きさを感じた出来事でもあったという。そもそも、日本人にとって野球は身近なスポーツとして親しまれてきた。詳しいルールは知らなくても、なんとなく見てしまう。そんな垣根の低さが魅力の1つでもある。

「テレビ中継を見ていると、本当に分かりやすく解説してくれるので、老若男女問わず楽しめるスポーツだと思います。あと、僕は心理戦の要素がすごく多いと思うんですよね。選手やチームがじっくり考えて、こうしよう、と決める場面が他のスポーツに比べて多いと思うんです。そういうバッター心理、ピッチャー心理を考えながら、中継で選手の表情を見て、『次はどうしようかなって考えているんだろうな』って思うのが楽しくて。僕は野球のそういうところが好きですね」

 野球愛を前面に出しながら、五十嵐さんの専門知識を引き出す岡崎さん。本職のミュージシャンに加え、新たに加わった「野球番組MC」というフィールドで、新たな魅力を発揮してくれそうだ。

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○配信日:日本生命セ・パ交流戦開催期間(5月25日~6月13日)、6月22日~7月13日まで毎週火曜日
○配信時間:19:00~20:30(火~金) / 14:00~15:30(土・日)
○MC&解説者&ゲスト
1日(火)尾崎世界観&五十嵐亮太&藤田憲右
2日(水)岡崎体育&五十嵐亮太&原口あきまさ
3日(木)伊集院光&真中満&天達武史
4日(金)岡田圭右&桧山進次郎&遠藤章造
5日(土)武井壮&村田真一&田中裕二
6日(日)井戸田潤&野口寿浩&カンニング竹山
8日(火)尾崎世界観&多村仁志&井森美幸
9日(水)岡崎体育&五十嵐亮太&神無月
10日(木)伊集院光&真中満&トクさん
11日(金)岡田圭右&桧山進次郎
12日(土)武井壮&村田真一
13日(日)井戸田潤&野口寿浩
※11日以降のゲストは未定です。

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(Full-Count編集部)

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