打者の腰が引けジャンプし転倒する“魔球” キレッキレ変化にMLB公式も注目
メッツ・カストロのスライダーは完全なボール球も打者は転倒しスイング
■メッツ 7ー6 Dバックス(日本時間3日・アリゾナ)
メッツのミゲル・カストロ投手が2日(日本時間3日)、敵地ダイヤモンドバックス戦で7回から救援登板し2勝目をマークした。打者が転倒しながら空振りする脅威の変化を見せたスライダーにファンも「信じられない」「アンクルブレイカー」と驚きの声を上げている。
完全なボール球でも振ってしまうほどのキレだった。7回1死走者なしの場面で打席にはマルテが入った。初球86.8マイル(約140キロ)のスライダーは内角低めのボールゾーンから、あと少しで打者の足に当たるほどの変化を見せた。
だが、マルテは腰を引きながらスイングし最後はジャンプし転倒。驚異的なキレと変化を見せたスライダーにMLB公式サイト「Cut4」ツイッターは「至って普通、日常的な空振り」とコメントを添え動画を公開。転倒しながらもスイングさせてしまう“魔球”にファンも「凄いの一言」「信じられない」「マジか!」「アンクルブレイカーだ!」と目を疑っていた。
カストロは昨年トレードでメッツに移籍。今季はここまで22試合に登板し2勝1敗、防御率2.66、31奪三振の成績を残している。