五輪出場を逃したキューバ代表 弱体化の原因と“国外流出”した選手の錚々たる顔ぶれ

キューバ代表に選出されていた中日のライデル・マルティネス(左)とソフトバンクのリバン・モイネロ【写真:荒川祐史、藤浦一都】
キューバ代表に選出されていた中日のライデル・マルティネス(左)とソフトバンクのリバン・モイネロ【写真:荒川祐史、藤浦一都】

昨季MVPのアブレイユや人類最速チャップマンら多くのキューバ出身選手が…

 現在、MLBではキューバから亡命したり、移住した選手が数多く活躍したりしている。その主な選手は以下の通りになる。

野手
ホセ・アブレイユ(Wソックス)
ヨルダン・アルバレス(アストロズ)
ランディ・アロザレナ(レイズ)
アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
ヤスマニ・グランダル(Wソックス)
ユリエスキ・グリエル(アストロズ)
ルルデス・グリエルJr.(ブルージェイズ)
ホセ・イグレシアス(エンゼルス)
ヨアン・モンカダ(Wソックス)
ルイス・ロベルト(Wソックス)
ジョージ・ソラー(ロイヤルズ)

投手
アロルディス・チャップマン(ヤンキース)
ライセル・イグレシアス(エンゼルス)
ヨアン・ロペス(ブレーブス)

 アブレイユはメジャーでも屈指の強打者で2019年、2020年と2年連続で打点王を獲得。昨季はリーグMVPにも輝き、通算209本塁打を放っている。アルバレスは2019年に27本塁打を放った若き大砲。グランダルも通算155本塁打を誇る強打の捕手だ。他にも、元DeNAのグリエル兄弟や、今季レンジャーズでブレイクしている元巨人のガルシア、今季から大谷翔平投手のチームメートとなったイグレシアスや人類最速左腕のチャップマンもキューバ出身だ。

 今回の予選にはNPBからソフトバンクのモイネロやデスパイネ、中日のR・マルティネス投手らも参戦していた。彼らは今もキューバ国籍だが、ロッテのマーティンや中日のビシエドももともとはキューバ出身。これらの全ての面々がキューバ代表に顔を揃えたら、と考えると、キューバの底力と弱体化の理由が分かるだろう。

(Full-Count編集部)

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