ダルビッシュの150km“魔球”が「ヤバイ」 自身も手応え「恩返しのつもりが…」
古巣のカブスファンが惜しむほどの切れ味「なぜ彼を放出したんだ」
■カブス 3ー1 パドレス(日本時間10日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は9日(日本時間10日)、本拠地での古巣・カブス戦で先発。7回を投げ3安打8奪三振2四球2失点だった。今季2敗目(6勝)を喫したものの、七色の変化球は健在。自身も手応えを感じた150キロの高速スプリットに対し、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏も「素晴らしいスプリット」「ヤバイ」と驚きを持って紹介した。
フリードマン氏は自身のツイッターで、91マイル(約147キロ)と93マイル(約150キロ)の“魔球”動画を投稿。それ対し、ダルビッシュもリツイートで反応し、「スプリットはカブスのボーゼロ(戦略/バッテリー準コーチ)さんって方にもっと使った方がいいと強くおされたからより使い始めました。その頃からよくなり出しましたし、ピッチングというものを教えてくれた人でした」と綴った。さらに続けて「なので今日は今年一番スプリットを投げました。恩返しのつもりがいい感覚も掴めたので自信になりました」とも語った。
フリードマン氏の投稿に対し、ファンも「彼の投球に夢中」「ユウが恋しい」「なぜ彼を放出したんだ」と惜しむ声が続出。米メディア・バースツールスポーツのポッドキャスト番組「Starting 9」も「ダルビッシュはもの凄い」とコメントした。