史上2度目の“珍事”起きた! 全日本大学選手権で14年ぶり「満塁ランニング本塁打」
福井工大・伊藤が記録、2007年以来14年ぶり2度目
全日本大学野球選手権の準々決勝が10日、神宮球場で行われた。第3試合では、福井工大・伊藤雅治内野手(4年)が満塁ランニング本塁打をマーク。大会史上2度目の“珍事”にベンチが沸いた。
ベスト4をかけた福井工大-名城大戦。10-6の9回無死満塁で、伊藤が放った打球はライナーで中堅方向に。名城大の中堅・河田が飛び込むも打球を逸らし、転々とする間に走者一掃しただけでなく、伊藤自身も本塁まで突入した。
大会では、2007年に奈良産大・榎堀剛が中央学院大戦で記録して以来、14年ぶりの2度目の満塁ランニング本塁打に。両チーム計30安打が飛び交う乱打戦は、17-8で福井工大が制した。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)