本塁打キャッチ→併殺完成が「すごいの一言」 野手の執念が生んだ「素晴らしい守備」
MLB公式も注目「HRキャッチから始まった併殺プレー」
■マリナーズ 9ー6 タイガース(日本時間10日・デトロイト)
マリナーズのジェイク・フレイリー外野手が9日(日本時間10日)、敵地でのタイガース戦で執念の“本塁打キャッチ”を見せた。さらに、その美技にとどまらず、即座に飛び出した走者をアウトにする機転も。MLB公式も注目した一連プレーに、「ずっと見続けてしまう」「今何を見たのだろうか!?」などと驚きの声が上がっている。
9回裏1死一塁で、タイガースのアイザック・パレデスが放った大飛球は左翼方向に。左翼手フレイリーは背走しながらタイミングを図り、外野フェンスに体当たりしながらジャンプした。フェンスの上にグラブを差し出すと、完全に本塁打と思われる打球を“強奪”。さらに即座に体勢を立て直し、内野へ送球した。二塁手シェド・ロングの中継プレーもミスなく、飛び出した一塁走者をアウトにしてみせた。
この一糸乱れぬ美技をMLB公式ツイッターが「HRキャッチから始まった併殺プレー」と添えて動画で公開。ファンからも「素晴らしい守備」「ビューティフル」「ずっと見続けてしまう」「すごいの一言」などと称賛コメントが並んだ。