広島ドラ1栗林、球団新の開幕から22試合連続無失点! 大ピンチ脱して13年の河内超え
同点で迎えた9回に登板し、柳田から始まるソフトバンクの中軸に得点を与えず
■ソフトバンク 1ー1 広島(10日・PayPayドーム)
広島のドラフト1位ルーキー栗林良吏投手が球団新記録となる開幕から22試合連続無失点を達成した。10日に敵地PayPayドームで行われたソフトバンク戦の9回に登板。ピンチを招きながらも、1イニングを無失点に封じて2013年に河内貴哉氏がマークした球団記録を更新した。
息詰まる投手戦の最後を締めた。ソフトバンクは先発のレイが8回を1失点。広島も先発の玉村が6回を無失点と好投。3番手の塹江が1点を失い追いつかれたものの、同点の状況で守護神を任されるドラ1ルーキーに出番が回ってきた。
栗林は柳田から始まるソフトバンクの中軸を相手に2死二、三塁という絶体絶命のピンチを招いたが、最後は代打・柳町を空振り三振に仕留めて何とか踏ん張り無失点。開幕からの連続無失点記録を球団新記録となる22試合に伸ばした。プロ野球記録は2016年に中日の田島慎二投手がマークした31試合。西武の平良海馬投手がこの日、プロ野球記録に並んだ。