鷹バレンティン、外国人4人目の通算300号 古巣から一発で1000安打&全球団本塁打も達成
13日のヤクルト戦に「7番・DH」でスタメン出場し大台に到達
■ソフトバンク ー ヤクルト(13日・PayPayドーム)
ソフトバンクのウラディミール・バレンティン外野手が13日、通算300号本塁打と通算1000安打、全球団本塁打をトリプル達成した。本拠地PayPayドームで行われた古巣ヤクルトとの交流戦に「7番・DH」でスタメン出場。第2打席で豪快な一発を放って大台に到達した。
5月27日の巨人戦で今季初本塁打を含む1試合2本塁打を放ち、通算300号に王手をかけたバレンティン。そこから足踏みが続いていたが、ついに大台の300号に手を届かせた。6点を追う5回の第2打席。ヤクルト先発・高橋が投じた高めのチェンジアップを捉え、左翼ホームランテラス席に運んだ。
通算300本塁打は史上43人目の達成で、外国人ではタフィ・ローズ、アレックス・ラミレス、アレックス・カブレラに続く4人目の快挙。また、同時に、通算310人目の通算1000安打、古巣のヤクルトから初本塁打を放ったことで全球団本塁打も達成した。
バレンティンは球団を通じて「記録寸前で時間はかかってしまったが、いままで積み重ねてきた数字なので素直に嬉しいよ。一振りで1000安打、300号と同時に決めることが出来たし、古巣ヤクルトの前で決められたことも良かった。これからもチームの勝ちに繋がる一本を打ち続けて貢献していきたいと思う」とコメントした。
オランダ領キュラソー島出身のバレンティン。2011年にヤクルトに入団すると、2013年にプロ野球記録となる60本塁打を放つなど、3度の本塁打王を獲得。昨季、ヤクルトからソフトバンクに移籍していた。