西武・平良、プロ野球新記録の開幕から32試合連続無失点! 1回2Kで盤石の達成
6月10日のDeNA戦で中日・田島のプロ野球記録に並んでいた
■西武 4ー3 中日(13日・メットライフ)
西武の平良海馬投手が13日、本拠地での中日戦(メットライフドーム)で、プロ野球新記録となる開幕から32試合連続無失点を達成した。9回に登板し、1安打2奪三振で無失点に抑えて今季6セーブ目。最速160キロの豪腕が、球史に名を刻んだ。
チームが8回に勝ち越し、直後の9回にマウンドに上がった平良。先頭のビシエドに遊撃内野安打を許したものの、続く福留は三邪飛に。さらに堂上と代打の木下拓を続けて空振り三振に斬り、チームの2連勝とともに記録達成の瞬間を迎えた。ほっとした表情を見せ、記念の花束をもらった平良。スタンドからの大歓声に手をあげて答えた。
開幕から抜群の安定感を見せ、6月1日の巨人戦(東京ドーム)で「27試合連続」のパ・リーグ新記録を達成。同10日のDeNA戦(メットライフドーム)では「31試合連続」で、2016年に中日の田島慎二がマークしたプロ野球記録に並んでいた。