投げた直後に苦悶の表情… ヤ軍セベリーノ、TJ手術から復帰間近のリハビリ登板で負傷
1Aリハビリ登板で右足付け根を負傷、降板
右肘トミー・ジョン手術から復帰を目指すヤンキースのルイス・セベリーノ投手が、12日(日本時間13日)、1Aで臨んだ2度目のリハビリ登板で右足付け根を負傷。復帰が大幅に遅れるという見方が浮上した。チーム関係者に支えられながらマウンドを降り、今後MRI検査を受ける予定だという。MLB公式サイトが伝えた。
現在33勝31敗と勝ち越していながらア・リーグ東地区4位のヤンキース。先発陣は苦しい台所事情に直面している。今季加入したクルーバーは、ノーヒットノーラン達成から1週間後に右肩甲骨下筋の肉離れで負傷者リスト(IL)入りし、復帰時期は不透明。同じく新加入のタイヨンも、先発したこの日のフィリーズ戦で1死しか奪えず、5安打4失点と炎上した。
2018年に19勝を挙げ、2017年から2年連続オールスターに選出されたセベリーノ。昨年にメスを入れ、今月後半から7月上旬にもローテに復帰すると期待されていた。それだけに、チームにとっては痛恨の極み。先発の緊急事態に、キャッシュマンGMがトレード期限前に先発投手を獲得する緊急性が高まったとの観測も。浮上のために、新たな一手を打つのか注目される。