元ヤクルト林昌勇氏、詐欺罪で略式起訴 過去には高額賭博問題や脱税指摘も
日米韓で通算1004試合登板、日韓で386セーブ
ヤクルトなどで守護神として活躍した林昌勇氏が、知人女性から借りた金を返さなかったとして、詐欺罪で略式起訴されたと複数の韓国メディアが報じた。
報道によると、林氏は昨年7月、知人女性に2500万ウォン(約246万円)を借り、このうちの1500万ウォン(約147万円)を返済しなかった疑い。ソウル中央地検は5月末、罰金100万ウォン(約10万円)の略式命令を裁判所に請求した。
林氏は1995年に韓国プロ野球でデビュー。2008年にヤクルトに加入し、守護神として君臨した。NPBでの5年間で通算128セーブ。2013年にカブスでプレーした後、再び韓国に戻って2019年に現役を引退した。日米韓で通算1004試合に登板し、日韓で386セーブ。引退後の2019年7月には、神宮球場で行われたヤクルトのOB戦に出場していた。
海外でのプレーを終えてからの林氏はお騒がせ男と化しており、2015年にはマカオでの高額賭博が問題となり、三星ライオンズから放出された。また昨年末には所得税3億ウォン(約2950万円)が未納だとして、国税庁に常習追徴者として名指しされていた。
(Full-Count編集部)