「今週の大谷翔平は、歴史を作っただけ」米メディアの“定期報告”が物語る注目度
自己最長143m弾は「ほぼ一瞬で空に消えてしまった巨大な一撃だった」
開幕から投打で躍動しているエンゼルスの大谷翔平投手に対し、周囲の注目度は日ごと増している。特集コーナー「ショウヘイ・オオタニは何をした?」を立ち上げた米ヤフーは、1週間の“定期報告”を展開。8日(日本時間9日)のロイヤルズ戦で放った自己最長143メートル弾には「最新の一発はほぼ一瞬で空に消えてしまった巨大な一撃だった」と衝撃を振り返った。
「この世界はショウヘイ・オオタニを持て余してしまっている」との趣旨を強調している特集。今回は6月7日からの1週間のトピックを「(またも)歴史を作っただけ」と回顧した。特大17号のほかにも、7日(同8日)に2試合連続で3四球を選んだことにも注目。これまで空振りが多いと指摘されいたことを踏まえつつ「対戦投手が最も望まないことは、オオタニの打席での見極める能力が向上することだ」と述べている。
さらに、「2番・投手」で今季6度目の“リアル二刀流”となった11日(同12日)のダイヤモンドバックス戦も話題に。打っては4打数2安打で1打点、投げては5回8奪三振で2失点と質の高いプレーを見せたことや、制球力が向上したことに触れた。
この試合では、ナ・リーグ本拠地試合で先発投手が打順4番までに入るのは史上初めてという“歴史”も作った大谷。記事では、MVP予想のオッズも上昇していることを挙げ、ブルージェイズのゲレーロJr.と5本差となった本塁打王争いも最後まで接戦となる見方を示した。たった1週間で話題に事欠かない姿に、熱視線が注がれ続けている。
(Full-Count編集部)