ソフトバンク、6月末めどにPayPayドームでワクチン接種実施へ FC会員も対象に

ソフトバンク本拠地のPayPayドーム【写真:福谷佑介】
ソフトバンク本拠地のPayPayドーム【写真:福谷佑介】

10万人規模で実施予定、観戦チケット半額の施策も検討

 ソフトバンクは15日、本拠地・PayPayドームを会場とした新型コロナウイルスのワクチン接種について、6月末ごろをめどの開始で関係機関と調整していると発表した。ソフトバンクグループ従業員や家族のほか、球団のファンクラブ会員などが対象になり、延べ10万人規模の接種実現を目指すという。

 PayPayドームで2度の接種を終えた人に対しては、観戦チケットを半額で提供するなどの施策も検討している。球団は「安全安心で活気のある福岡PayPayドームでの試合観戦やコンサートなどの実現に向けて、福岡での新型コロナワクチン接種促進に協力いたします」としている。

 PayPayドームでのワクチン接種を巡っては、5月に孫正義オーナーが自身のツイッターで「医療従事者不足の中、大規模会場はワクチンの作業効率向上に役立つのかも。だとしたら福岡ドームを無償提供検討したいけど、如何でしょうか?」と発信。球団は自治体などと連携して検討を進めてきた。

(Full-Count編集部)

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