大谷翔平は「一流のエイリアン」 159キロ超えカットボールを専門家絶賛
Dバックス戦で投じたカットボールが「今週のエグい球」5位に
エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのタイガース戦で今季10度目の先発マウンドに上がる。投手としてここまで2勝1敗、防御率2.85と好投しており、6月4日のマリナーズ戦以来となる3勝目に期待がかかる。
今季はここまで68三振を奪っている大谷。160キロを超える真っ直ぐと“魔球”とも称されるスプリットが最大の武器だ。ただ、「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏は大谷が12日のダイヤモンドバックス戦で投じたカットボールに着目。あまりの切れ味に「エイリアンカッター」と絶賛している。
フリードマン氏は自身のYouTubeチャンネルで「今週のエグい球トップ10」を特集。ダイヤモンドバックス戦の3回にアズドルバル・カブレラを空振り三振に斬った大谷の99マイル(約159.3キロ)のボールを5位に挙げ「これが意図的な球なのかどうかは分からないが、このような99マイル(約159.3キロ)のカッターを投げるのは、ただただ一流のエイリアンの仕業だ」と評価している。
大谷が渾身の力を込めて投じたこの1球は、アズドルバルの内角低めのボールゾーンへと切れ込んでいき、あえなくバットは空を斬ることに。フォーシームが図らずも変化した可能性が高いが、それでも、このスピードで大きく変化するのは驚異だろう。