「微笑ましい」 西武・中村剛也の技あり弾に喜ぶ“警備員さん”にファン注目
左翼スタンドに飛び込む本塁打の着弾点を“指差し確認”する警備員
■西武 5ー2 ソフトバンク(28日・京セラドーム)
28日に京セラドームで行われたソフトバンク戦に5-2で勝利した西武。先発の松本航投手が6回1失点と好投すると、4回に4番の中村剛也内野手が決勝のソロ本塁打を放った。この勝利で西武はソフトバンク、ロッテと並び3位に浮上。パ・リーグは3位に3チームが並び、首位から3.5ゲーム差以内に5チームがひしめく大混戦となった。
決勝のソロを放ったのが頼れるベテラン中村だ。同点で迎えた4回、先頭で打席に入ると、ソフトバンク先発のレイが投じた内角へのツーシームを捉えた。難しいボールだったものの、巧みなバット捌きで弾き返すと、ライナー性の打球で左翼スタンドまで運んだ。
中村のバットコントロールもさることながら、この一発で密かに注目を集めたのがレフトスタンドの警備員。打球がスタンドに飛び込み、グラウンドに跳ね返ると、すぐ側にいた警備員は着弾点を“指差し確認”。本塁打の判定に細かく頷いていた。
「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeが「中村剛也『鮮やかに内角さばいて』今季6号HR」と題して動画を公開すると「打球が凄いんよ」「このスイングは凄いなー」と中村のスイングを称賛するファンとともに、この警備員に注目するファンも。「警備のおっちゃんが警備忘れて楽しんでるの微笑ましい」「警備員さんの『これは入ったね?』って感じ、一緒に野球楽しんでそうで好き」とのコメントも寄せられていた。