大谷翔平は「なんてがっかりなパフォーマンス」 悪夢の7失点KOにNY局落胆
ニューヨークのメディアからも大きな注目を集めていた大谷の登板
■エンゼルス 11ー8 ヤンキース(日本時間1日・ニューヨーク)
30日(日本時間1日)の敵地でのヤンキース戦で1回もたず7失点でKOされたエンゼルスの大谷翔平投手。メジャーで初となる「1番・投手」で出場したものの、初回に、5つの四死球を与えるなど大乱調で7点を失い、2死しか奪えずにKOされた。外野にも入らずに交代となった。
先頭のルメイヒュー、ボイト、サンチェスと3連続四球を与えて無死満塁のピンチを背負った大谷。スタントンに左前適時打を許して1点を返されると、トーレスにも左前適時打を浴びて1アウトも取れないまま同点に追いつかれた。
オドーアを空振り三振に仕留めてようやく1つ目のアウトを取ったが、アンドゥハーの三塁ゴロの間に3点目を奪われて逆転。フレイジャーに死球を与えて再び満塁となり、ガードナーには押し出し四球。ここでジョー・マドン監督に交代を告げられた。降板後は外野には入らず、ベンチへと退いた。あとを受けたスレガースが走者一掃の適時打を浴びて、大谷は7失点となった。
敵地・ニューヨークでも大きな注目を集めていた大谷のヤンキー・スタジアム初登板。それは悪夢のような結果に終わり、敵地・ニューヨークの中継局「YESネットワーク」の実況と解説も落胆した様子。降板時には実況のマイケル・ケイ氏は「打者としての初めの2試合では非常に光り輝いていましたが、投手としてはなんてがっかりなパフォーマンスでしょう。これはショッキングです。防御率2点台中盤の投手が初回を投げ切ることができませんでした」と伝えていた。
(Full-Count編集部)