西武平良、日本新記録は「運です」 球児超え39試合連続無失点は冷や汗達成
1死から連打を浴びるものの、ソフトバンクのミスもあって窮地を脱する
■西武 1ー0 ソフトバンク(1日・PayPayドーム)
西武の平良海馬投手が1日、39試合連続無失点のプロ野球新記録を達成した。敵地・PayPayドームでのソフトバンク戦。1点リードの9回にマウンドに上がると、走者を背負いながらも本塁だけは踏ませず、開幕から続ける無失点記録をついに39試合に伸ばした。
西武・高橋光とソフトバンク・武田の両先発の息詰まる投手戦となったこの試合。平良は1点リードの9回にマウンドへ。1死から柳田、中村晃に連打を浴びたものの、柳田の代走・佐藤直がスライディングで勢いあまりベースから離れる痛恨のミスでタッチアウトに。最後は栗原を三飛に打ち取り、平良は新記録を達成した。
試合後、ヒーローインタビューに立った平良は「結構危なかったんですけど、良かったです」とピンチを招きながらの無失点に安堵の表情。「無失点で帰ってこれるように、いつもと同じ気持ちで行きました」とこの日の登板を振り返ると、新記録達成の要因を問われて「運です」と返して、スタンドのファンを笑わせた。
(Full-Count編集部)