球宴での二刀流出場は「みんな見たい」 “大谷ルール”創設に指揮官も改めて賛同
2日のヤンキース戦は天候不良で中止に
エンゼルスのジョー・マドン監督は1日(日本時間2日)、大谷翔平投手がオールスターゲームに“二刀流出場”できるようルール変更を求める声が高まっていることに対し「彼が投打両方でプレーすることには賛成だ」と述べた。ファン投票でDH部門での選出が確実視される中、“大谷ルール”の創設をあらためて後押しした。
大谷が「2番・DH」でスタメン予定だったこの日のヤンキース戦は天候不良で中止に。試合前に行われた会見で、大谷の球宴での二刀流出場について問われた指揮官は「それをするためにはルール変更が必要になってくるだろう。彼が両方やる姿、みんなそれを見たがっている。みんな見たいと思っているし、見るべきだと思う」と持論を展開した。以前にも「ショウヘイができるなら私は異論はないよ」と語っており、再度プッシュした。
現行のルールでは、投手で登板した場合、降板後はDH制が解除される。さらにDHとして出場した場合も、その後にマウンドに上がればDH登録ではなくなる。投打での出場は不可能な状況だが、米メディアを中心にルール変更を提言している。
ファンも、メディアも、指揮官だって見たい夢舞台での“二刀流”。歴史を塗り替え続けている大谷は、MLBを動かす“潮流”まで作り出している。
(Full-Count編集部)