元中日クラーク、メキシコ代表落選でブチギレ 「私の本塁打がなければ出場していない」
2019年の「プレミア12」では打率3割、3本塁打4打点とチーム3位に貢献
2013年に中日、2016年にはオリックスでプレーしたマット・クラーク内野手が3日、自身のツイッターを更新。東京五輪の野球競技に出場するメキシコ代表メンバー落選を受け「なんて冗談だ! 私の本塁打がなければメキシコはオリンピックに出場していない」と激怒している。
メキシコ代表は2019年の「プレミア12」で3位に入り五輪出場権を獲得。当時、クラークは全7試合にDHとして出場し打率.300、3本塁打4打点の活躍を見せていた。なかでも代表決定戦となった米国戦では1点を追う9回に起死回生の同点ソロを放ち、チームの延長10回サヨナラ勝ちに貢献していた。
自身のツイッターではメキシコ代表メンバー発表を確認し「なんて冗談だ! 私の本塁打がなければ、メキシコのオリンピック出場はなかった」と激怒。昨年オフには「東京に戻れることが楽しみ、また日本でプレーしたい」と心待ちにしていただけに、結果を残しての落選に納得がいかない様子だった。
メキシコ代表については監督を務めていたファン・ガブリエル・カストロ氏が突然解任されるなど“ドタバタ劇”があっただけに「メキシコ代表に選ばれた選手たちが最高の結果を残すことを願っていますが、チームを構成したLMB(メキシカンリーグ)は偽物だ」と不信感を抱いていた。
(Full-Count編集部)