球速差なんと75キロ…野手登板でも侮れない“衝撃の緩急”が「えげつない球だ」
敵軍ベンチも驚き隠せず「これはファンタスティック」
■ブルージェイズ 11ー1 レイズ(日本時間3日・バッファロー)
大量点差の敗色濃厚な試合で、中継ぎ投手を温存させるために起用する野手登板。本職ではないだけに頼りない球を投げる選手も多いが、投手もびっくりの緩急を使い分ける“野手”が現れた。レイズのブレット・フィリップス外野手は75キロの衝撃球速差を披露。ファンから「えげつない球だ」「彼を二刀流にしようぜ」と称賛の声が上がっている。
2日(日本時間3日)に行われたブルージェイズ戦。9点ビハインドの8回に野手登板したフィリップスは、目を見張るボールを投じた。先頭のジョナサン・デービスに対して、94マイル(約151キロ)の直球を投じたかと思えば、47マイル(約76キロ)のスローボールも。ブルージェイズベンチは信じられないといった表情でマウンドを見つめた。
結果こそ1回を2安打2四球1失点だったが、意地を見せたフィリップス。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が動画で公開すると、「これはファンタスティック」「94マイルの球投げるとは衝撃だな。すごいじゃん」などとコメントが並んだ。