前田健太、4勝目に「マインド変えた」 ハイソックスで登板した理由は?
「リズムよくストライクゾーンにどんどんどんどん勝負していくというのを心がけた」
■ツインズ 6ー2 ロイヤルズ(日本時間5日・カンザスシティ)
ツインズの前田健太投手は4日(日本時間5日)、敵地でのロイヤルズ戦に先発し、今季4勝目をマークした。6回を投げて無失点と好投。メジャー通算57勝目となり、日本人投手では歴代単独6位となった。チームは連敗を5で止め、試合後は「自分のマインドを変えてストライクゾーンでどんどん勝負していくピッチングを意識して投げた」と振り返った。
2回に2死一、三塁のピンチを切り抜けた前田は、そこから奪三振ショー。3回から6回まで1イニング2三振ずつを奪い、この日は毎回の10奪三振。2回のピンチから13者連続で打ち取り、6回までに許した安打はわずか2本だけ。6回2安打1四球無失点10奪三振の力投で勝利投手となった。
前回登板だった6月29日(同30日)の敵地ホワイトソックス戦では4回2/3で8安打7失点で今季3敗目。乱調から中4日で立て直し、好投の要因を「もちろん投球フォームも、投げるボールも大事なんですけど、そういうことを考えすぎて今まで良い方向に向かってなかった。リズムよくストライクゾーンにどんどんどんどん勝負していくというのを心がけたことが良いピッチングにつながったのかなと思います」と分析した。
この日はハイソックスを履いた“オールドスタイル”でマウンドに上がった。PL学園時代以来というスタイルで「少し気分転換にハイソックスにしてみようかなというのが理由の1つと、今シーズン自分がちょっと悪すぎるので、思い切って何か変えようかなぁと。投球フォームとか自分のマインドを変えるのはもちろんですけれど、思い切って何か初めてのことをしてみようと思って、何か自分を変えるきっかけになればいいなと思ってやってみました」と、その理由を明かしてた。
(Full-Count編集部)