ダルビッシュ、4年ぶり5度目の球宴選出 大谷との対戦熱望「そうなることを願っています」
今季は17試合で7勝3敗、防御率2.65の好成績を残す
パドレスのダルビッシュ有投手が4日(日本時間5日)、オールスターゲームに出場することが決まった。MLB機構はこの日、ファン投票で選ばれた選手を除く出場選手を発表し、ダルビッシュは2017年以来、4年ぶりに5度目のオールスター選出となった。
ダルビッシュは今季ここまで17試合に先発して7勝3敗、防御率2.65の好成績をマークしている。3日(同4日)のフィリーズ戦では6回4失点で負け投手となったものの、ここまでチームトップの7勝を挙げて、チームの大黒柱となっている。
ダルビッシュのオールスター選出は2017年以来、4年ぶり5度目。メジャー1年目の2012年に初めて選ばれると、その後は2013年、2014年、2017年と選ばれていた。4年ぶりの選出にダルビッシュは「僕の中では地獄のような時期を過ごしていたので、またこうやって、しかも、この35歳になる年でオールスターに選んでもらえてすごく嬉しいです」とコメントした。
今回のオールスターでは大谷翔平投手がファン投票によりDH部門で選出。さらに選手間投票では投手としても選ばれ、史上初めて投打二刀流で選出された。ダルビッシュは大谷との対戦について「もちろんそうなればいいなと思いますけど、なかなか、そのなんて言うか、自分たちだけのためにやっているオールスターではないので。もし投げられたら凄く嬉しいですけど、そうなることを願っています」と望んだ。
大谷は日ハムの後輩でもあり、ダルビッシュが背負った背番号「11」を引き継いだのが、大谷だった。その2人がオールスターの舞台に同時に立つことになり「日本人の方々がどう感じるか分からないですけど、僕としては同じチーム、入れ替わりだったですけど、ファイターズで一緒に11番を背負ってやった投手なので、僕は楽しみですけど、他の方がどう思うかは分かりません」ともコメントしていた。
(Full-Count編集部)