大谷翔平は「スイングが強くなっている」 3連戦を前にRソックス指揮官が“危機感”
大谷は5月のレッドソックス3連戦では2発、7日の試合に先発予定
エンゼルスは5日(日本時間6日)からア・リーグ東地区首位を走るレッドソックスとの3連戦に臨む。ここまで両リーグを通じてトップの31本塁打を放つ大谷翔平投手についてレッドソックスのアレックス・コーラ監督が言及。「スイングが強くなっている」と評価し、「できる限り長打を打たせないこと」と警戒心を強めた。
エンゼルスは今季、5月14日(同15日)から敵地でレッドソックスと3連戦を行い、全て指名打者で出場した大谷は打率.308(13打数4安打)、2本塁打、3打点、6三振。初戦で名物・グリーンモンスターを越える11号ソロ、16日(同17日)には9回に逆転の右越え12号2ランを放っている。
コーラ監督は投打二刀流で進撃を続ける大谷を「本当に凄い」と称賛。「まず打つために準備をしなければいけない。ビデオを見て、メカニクスの管理をして、ウエートトレーニングも。その上、5~6日ごとに登板の準備もしている。準備やそれに関わるメンタル面は想像もつかない。でも遠くから見ててとても面白い」と語った。
そんな“モンスター”とどう対峙するのか。打撃については「できる限り長打を打たせない事。ホームではそれなりに抑えられたと思う。(守護神)バーンズから打ったホームランは印象的だったが」と述べた。メディアから「『それなりに抑えられた』と言うが、本塁打を2本打たれている」と指摘されると、「それだけ良い選手の証明だ。(大谷は)プレーしながら楽しんでいるのが伝わってくる。最近スイングが強くなってる感じがする」と警戒した。
大谷は6日(同7日)の試合で先発予定。レッドソックス戦には1年目の2018年4月17日(同18日)に先発し、2回4安打3失点でメジャー初黒星を喫している。当時も指揮を執っていたコーラ監督は「攻撃面に関して、2018年はまずまずの結果だった。同じようにいくことをを望んでいる」と述べた。
大谷とレッドソックスとの今季“第2ラウンド”はどんな結果になるのか。全米が注目する3試合になりそうだ。
(Full-Count編集部)