大谷翔平の「特別な賞をつくるべき」 敵将は最大級の警戒&賛辞「違う次元にいる」

試合前の会見に臨んだレッドソックスのアレックス・コーラ監督(画像はスクリーンショット)
試合前の会見に臨んだレッドソックスのアレックス・コーラ監督(画像はスクリーンショット)

Rソックス・コーラ監督「(投打)両方合わせたら最高の選手になる」

■エンゼルス ー Rソックス(日本時間6日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は、自身27歳の誕生日を迎えた5日(日本時間6日・試合開始10時38分)、本拠地でのレッドソックス戦に「2番・指名打者」で先発出場する。ここまで両リーグ最多の31本塁打。驚異のペースでアーチを重ねる二刀流に、レッドソックスのアレックス・コーラ監督も最大級の警戒感を示した。試合前の会見で「(MVP)候補である事は間違いない。彼のために特別な賞をつくるべきだ。違う次元にいる」と語った。

 2004年の松井秀喜(ヤンキース)を超える日本人シーズン最多32号本塁打が飛び出すか注目される一戦。手が付けられない大谷の状態は、敵将も十二分に分かっている。「素晴らしい選手だ。ホームランも打ってるし、攻撃面で多彩」と強調。その上で「注意しなければならないが、同時に積極的に攻めて打ち取れると思う」と攻略を見据えた。

 投打での躍動に「(ベーブ・)ルース以来、メジャーでは見た事のない快挙を成し遂げている。多分メジャーで今トッププレーヤーではないかと思う。両方を高いレベルプレーしてる」ときっぱり。敵としては厄介極まりないが、同じ野球人としてリスペクトし「最高のバッターでも最高ピッチャーでなくても、両方合わせたら最高の選手になる」と述べた。

 大谷は前日4日(同5日)のオリオールズ戦では3回の第2打席で中越え31号ソロ。6月27日(同28日)の敵地・レイズ戦から7戦7発とアーチを量産している。今季4勝目を目指す7月6日(同7日)の先発マウンドに向け、自身のアーチで勢いをつけたい。

(Full-Count編集部)

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