操るヒモでもつけてる? 打つ瞬間に急激に曲がる“高速魔球”が「尋常ではない」
どうやって打てば…ファンは打者に同情「野球は難しい」
■マーリンズ 2-1 ドジャース(日本時間7日・マイアミ)
生き物みたいな動きを見せ、打者の手元で急激に曲がる高速魔球が注目されている。マーリンズのパブロ・ロペス投手が6日(日本時間7日)のドジャース戦で投じたチェンジアップ。ボールに紐でもつけて操ったかのように、想像を絶する動きに「球界で最も過小評価されている投手のひとり」「えげつない」などと驚きの声が上がっている。
左打者にとってはバットがどうやっても届かない遥か遠くに、右打者にとっては懐をえぐられるように襲ってくる軌道。「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏は、自身のツイッターで「パブロ・ロペスのチェンジアップは尋常ではない」と動画を投稿した。さらに、94マイル(約152キロ)の直球と88マイル(約142キロ)のチェンジアップを重ねた映像も公開した。
前回登板のブレーブス戦では先頭打者のアクーニャJr.に死球を与えて1球で退場したロペスだが、この日は4回を4安打8奪三振で1失点。打者にとってはたまったもんじゃない魔球に、ファンからは「野球は難しい」との声もあった。