原チャリより速い“秒速9メートル”の背走 完全に宙舞った「年間最優秀キャッチ」
ホワイトソックスの韋駄天・ハミルトンが激走→空中キャッチ「ザ・スピード」
■Wソックス 4ー1 ツインズ(日本時間7日・ミネソタ)
メジャー屈指の快足を誇るホワイトソックスのビリー・ハミルトン外野手が、猛烈なスピードを生かした絶品の背走ジャンピングキャッチを見せた。6日(日本時間7日)に敵地で行われたツインズ戦。大飛球に対して爆走で追いついた姿に「年間最優秀キャッチ」「良い眺めだ」と絶賛の声が上がっている。
ハミルトンは8回裏の守備から途中出場。見せ場がやってきたのは9回裏1死の場面だった。ツインズのケプラーが放った大飛球は左中間へ。外野を真っ二つにしたかと思われたが、中堅のハミルトンは落下点に向けて一直線に激走。最後はめいっぱい宙を飛び、キャッチしてみせた。雨で濡れたグラウンドで、ユニホームが泥んこになりながらもボールは離さなかった。
MLB11位のスプリントスピード秒速29.6フィート(9メートル)を誇るハミルトン。原チャリよりも速い男の美技をMLB公式ツイッターが動画で公開すると、ファンも続々と反応。「これは尋常じゃない」「ザ・スピード」「アメージングキャッチ」「史上最高」などとコメントが並んでいた。