ソフトバンク、千賀滉大の登録を抹消 東京五輪にも影響必至、工藤監督「迷いがある」
「しっかりともう1度ファームで投げた方がいいんじゃないか」
ソフトバンクの千賀滉大投手が9日、出場選手登録を抹消された。千賀は6日のロッテ戦で復帰したものの、3回途中10失点と大炎上。再調整のため降格となり、出場選手に内定している東京五輪にも影響が出ることは必至だ。
左足首の靭帯損傷の怪我を負い、離脱していた千賀。6日のロッテ戦で復帰を果たしたものの、本来の状態には程遠く、3回途中10失点と大炎上した。調子が戻っていないのは明らかで、9日のオリックス戦前に工藤公康監督は「迷いがあるみたいなんで、しっかりともう1度ファームでしっかり投げた方がいいんじゃない」と語り、登録を抹消することを決めた。
東京五輪に出場する侍ジャパンにも内定している千賀だが、本大会にも影響が出そうだ。この日出場選手登録を抹消されたことで、前半戦の残り試合で登板することは不可能に。今後はファームに合流し、調整をしていくことになる。