まるでゲームの世界!? 磁石で動かしたような超変化スライダーが「クレイジー」
これだけ大きく動くと打者も対処不能?
■アスレチックス 2ー1 アストロズ(日本時間9日・ヒューストン)
まさかのストライクに打者も呆然だ。アストロズのランス・マッカラーズJr.が披露した魔術のようなスライダーを「ピッチング・ニンジャ」として知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで紹介すると、衝撃の曲がりに「これはヤバい」「魔法使い」とファンの驚きが集まっている。
これは8日(日本時間9日)のアスレチックス戦の6回、打者トニー・ケンプに対してフルカウントからの1球。ボールかと思うような位置から急激に横滑りし、捕手が捕ってみれば、ほぼど真ん中のストライク。打者はお手上げですごすごとベンチに退散する。「ビデオゲームで見るスライダー」というコメントが、“まさに”がぴったりくる非現実的な動きだった。
アストロズの地元TV局「FOX26・ヒューストン」は、中堅手のチャス・マコーミックの「彼の後ろを守るのは楽しいよ。中堅のポジションから彼の投球を見るのはクレイジーさ。なぜなら彼のスライダーはモノ凄い動き方をするんだ」というコメントを紹介。味方をも興奮させる魔球だ。