今季復活のジ軍捕手を襲ったアクシデント… 球宴辞退に「間違いなくがっかり」
今季復活を遂げたポージー、自身7度目の出場が決まっていたが…
ジャイアンツのバスター・ポージー捕手が9日(日本時間10日)、左手親指の怪我でIL入りとなり、13日(同14日)にデンバーで行われる球宴出場を見送ることになった。4日(同5日)に行われたダイヤモンドバックス戦でファウルチップを取り損ね、交代していた。
MLB公式サイトが伝えたところによると、骨挫傷の診断を受けたポージーは「間違いなくがっかりさ。球宴でプレーするのは光栄なこと。子供たちはワクワクしていたけど、こういうこともある。前を向くしかない」と話した。球宴にはナ・リーグの先発捕手として出場予定だったが、開催地のデンバー入りもせず、治療と家族との時間を優先させるという。自身7度目の出場は次の機会に持ち越された。
すでに今季の球宴ではメッツのジェイコブ・デグロム投手やアストロズのホセ・アルトゥーベ内野手らの大物スターが休養を優先させたり、負傷の回復に充てるため出場辞退を表明している。
ポージーは今季58試合に出場し打率.328、12本塁打。3年ぶりに2桁本塁打を放ち、2012年には首位打者を獲得した強打を取り戻していた。なんとも不運な負傷にジャイアンツのゲーブ・キャプラー監督は「骨挫傷は痛みをかなり伴うこともあるし、簡単に悪化してしまうこともある」とコメント。ポージーは16日(同17日)スタートの後半戦スタートから戦列に戻る意思のようで「総合的に考えると、離脱する時間が長くならないようだから、とても運が良いと思う」と前向きだ。