大谷翔平は「アンドロイド」!? 殿堂入り投手が満点超え評価連発のべた褒め
ペドロ・マルティネス氏はサイ・ヤング賞3度受賞の名投手
エクスポズやレッドソックスで通算219勝、サイ・ヤング賞を3度受賞し殿堂入りも果たしている名投手ペドロ・マルティネス氏が、エンゼルス大谷翔平投手のプレーはベーブ・ルースを超えていると断言した。9日(日本時間10日)MLBネットワークの番組に出演し「私はベーブ・ルースのプレーを見ていませんが、この(大谷と同じ)レベルにはいないと思います」とコメントした。
大谷はこの日、敵地マリナーズ戦で33号本塁打を放った。これが飛距離463フィート(約141.1メートル)、打球速度116.5マイル(約188キロ)という強烈なもの。映像を見たマルティネス氏は「この男はアンビリーバブルです。モンスターのような才能を持つ彼を、私は“アンドロイドの才能”とでも呼んでおきましょう」とコメント。さらに「投球の時に打者のような心構えをしているのか。そして打撃の時に投手のような心構えをしているのか。私はインタビューをして聞いてみたいと思っています」と、大谷の“生態”に興味津々だ。
番組では大谷をスカウティングレポートの各項目に当てはめて分析。本来なら20~80点の範囲で得点をつけるところが、マルティネス氏は「もし皆さんがスカウトだったとしましょう。私なら直球、スプリット、スライダーに90点を与えます。そしてマウンド上での存在感とIQに関しては80点を与えるでしょう」と満点を超える採点を行い、大谷の才能を絶賛した。
さらに凄いのが打者としての評価で「パワーは90点です。そして打撃IQですが、ボールをしっかり見て、カウント3-0からチェンジアップが来ることも読んでいる。これも90点です。そして走力も90点。走塁のIQも90点です」とこちらはすべての部門で満点越え。「彼は人間ではありません!」と結論付けるしかなかったようだ。
(Full-Count編集部)