ソフトバンク工藤監督、2度追いついた劇勝にホックホク「いい試合でしたね~」
8回にピンチを招きながらも今宮の好守「あそこはレフトでは追いつかない」
先発の和田毅は、左足がつりかけるアクシデントもあり、4回途中で降板。2番手の尾形崇斗が1回2/3を完璧に抑えた。「あそこ(4回1死一、二塁)をよくゼロで抑えてくれた」と工藤監督も併殺での火消しを称賛した。
またモイネロがピンチを招きながら無失点に抑えた8回表の守りには「よく抑えましたねぇ。今宮君の守備も良かった。あそこはレフトでは追いつかない」と、ジョーンズのポテンヒットを防いだ今宮の好守を絶賛した。
そんな一丸勝利の中、前日に4番を務めた川島慶三がベンチから外れていたことについて「昨日、三塁にスライディングした際に肩が入ったということで、きょうは大事を取りました。明日以降は様子を見ながら判断します」と説明した。
12日からは、オールスターと五輪による中断期間に入る前の最後の3連戦。「またがんばります」と言葉少なに語ったが、その直後に「いい試合でしたね~。ナイスゲーム」と改めてこの日の勝利を噛み締めていた。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)