「タイミングは全く合いませんでしたが…」 鷹・柳田“片手1本”で衝撃の変態アーチ
今季20本塁打とし、ロッテ・マーティンに並ぶリーグトップに
■ソフトバンク ー オリックス(11日・PayPayドーム)
ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、ファンの度肝を抜く驚愕の一発を放った。11日に本拠地PayPayドームで行われたオリックス戦。6回に右手1本のフォロースルーで20号ソロを右翼スタンドへ運んだ。
柳田らしい“変態アーチ”にスタンドがどよめいた。2点ビハインドの6回。先頭で打席に入ると、オリックス先発の宮城が投じたスライダーを捉えた。タイミングを完全に外され、体勢は完全に崩されていた。それでもバットに当てると、フォロースルーは片手1本。打球は高々と舞い上がった。
ファンも一瞬は右翼へのフライと思ったはず。だが、打球はなかなか落ちてこず、グングンと飛距離を伸ばしていき、そのまま右翼スタンドまで届いた。柳田も「タイミングは全く合いませんでしたが、バットの軌道が良く、芯に当たりホームランになりました」と振り返る一撃だった。
このアーチに本拠地のスタンドからは歓声とともに、どよめきが……。「DAZN(ダ・ゾーン)」の公式ツイッターが動画を公開するとファンからも「どういうパワーなん笑」「なぜこれが入るのか」「変態やな」「意味わからん」との声が。2試合連続の一発で柳田は20号とし、ロッテのマーティンに並びリーグ本塁打トップに立った。