2年ぶりのオールスターゲーム、今年はどんなドラマが? 過去5年間の名場面を振り返る

ZOZOマリンでパ・リーグがひとつになった2017年

<マイナビオールスターゲーム2017>
【第1戦】7月14日 ナゴヤドーム
●セ 2-6 パ○
【第2戦】7月15日 ZOZOマリンスタジアム
○パ 3-1 セ●

 第1戦で、パは地元・愛知県出身の千賀滉大投手(ソフトバンク)が先発し、秋山翔吾外野手(西武・現レッズ)の先頭打者弾などで快勝する。第2戦も制してパの連勝となったが、ZOZOマリンスタジアムで行われた一戦は、印象深い出来事が多かった。

 まず、セは小林誠司捕手(巨人)の完璧な先制ホームランで大盛り上がり。巨人の高橋由伸監督(当時)が、ベンチ前で小林の頭をはたくシーンが話題となった。

 また4回、前年までロッテでプレーし、ソフトバンクに移籍したデスパイネ外野手が登場すると、ファンがかつての応援歌を合唱。あたたかい歓迎ムードに応え、デスパイネ選手はその打席でバックスクリーン弾を叩き込んだ。鈴木大地内野手(ロッテ・現楽天)も一発を含む2安打1打点と存在感を見せ、最後はパの選手とファンでロッテの勝利パフォーマンス「We Are」。球団の垣根を越え、パがひとつになった瞬間だった。

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