今年の球宴は「オオタニそのものだった」 大谷翔平の歴史的1日を米紙が大特集
選手もメディアも「みんなオオタニに群がった」
エンゼルスの大谷翔平投手はオールスターゲームで史上初の二刀流出場を果たした。メジャーの歴史を変えた1日を米紙「ワシントンポスト」が特集し「ショウヘイは完全に新しいプロトタイプ、国際的スーパースターだ」と振り返っている。
夢の祭典は大谷一色だった。「1番・DH」兼先発投手としてスタメンに名を連ねると出場選手最速となる100.2マイル(約161.3キロ)をマーク、そして勝利投手に輝いた。期待されたホームラン、奪三振など目立った活躍はなかったが記事では「このオールスターはオオタニそのものだった」と指摘。
メジャーリーグのトップ選手が揃い、MVPに輝いたゲレーロJr.らがいる中でも一番の注目を集めたのは大谷。選手、メディアを含め「みんなオオタニに群がった。彼の国際的魅力は、近年このスポーツが見てきたものとは一線を画すものだ」と、プレーを含めたスター性を高く評価している。
2021年のオールスターゲームは歴史的な1日となることは間違いない。最後に記事では「同僚たちの多くは、伝説的なショウヘイ・オオタニとダグアウトを共にした夜のことを自分の子ども達に語りつぐだろう。これまで1度も見たことがない、これからも2度と見ることがないかもしれない選手のことを」と締めくくっていた。
(Full-Count編集部)