ツインズの通算436本塁打クルーズがレイズへ電撃トレード エンゼルス戦開始直前に成立
2対2の交換トレードで、ツインズにはマイナーの若手2投手が移籍
ツインズの大砲ネルソン・クルーズ外野手が2対2の交換トレードでレイズへ移籍することが決まった。22日(日本時間23日)に行われるエンゼルス戦の試合開始直前に成立し、両球団から発表された。
クルーズは2005年にブルワーズでメジャーデビューを果たすと、2006年にはレンジャーズへ移籍。2009年に33本塁打を放ってその才能を開花させると、オリオールズに在籍した2014年に40本塁打を放って、ア・リーグの本塁打王に輝いた。2015年、2016年にも40本塁打超を放つなど、メジャー通算436本塁打を放ってきたメジャー屈指の長距離砲だ。今季もここまで19本塁打を放っている。
昨季はア・リーグ中地区を2年連続で制したツインズだったが、今季はここまで41勝55敗でリーグ4位に低迷。首位のホワイトソックスとは17ゲームの差がついており、プレーオフ進出は厳しい状況となっていた。
ツインズからはクルーズと傘下マイナーリーグに在籍する右投手のカルビン・ファウチャー投手がレイズへ移籍。レイズからはプロスペクトランキングで球団で10位に位置付けられている右投手のジョー・ライアン投手、同17位のドリュー・ストロットマン投手がツインズへと移籍する。
クルーズはこの日のエンゼルス戦に「3番・DH」で出場する予定で、スタメンにも名を連ねていた。だが、試合開始約1時間前にトレードが成立したため、スタメンも変更に。クルーズの入っていた「3番・DH」にはジョシュ・ドナルドソン内野手が入った。
(Full-Count編集部)