敗者は海にドボン…ケンカ腰の“水上HRボール争奪戦”が「オリンピックだと思った」
「スプラッシュ・ヒット」をめぐってサンフランシスコでも五輪?
■パイレーツ 6ー4 ジャイアンツ(日本時間24日・サンフランシスコ)
開会式が行われ、本格的に各競技が始まった東京五輪。早くも熱線が繰り広げられているが、海を渡った米国でも五輪に負けない激しい戦いが存在した。23日(日本時間24日)に行われたジャイアンツ-パイレーツ戦。右翼に隣接する海に飛び込む「スプラッシュ・ヒット」をめぐり、水上でホームランボールを奪い合う姿に「オリンピックだと思った」「驚愕のテクニックがここに」などと爆笑を呼んでいる。
右翼スタンドがサンフランシスコ湾に面しているジャイアンツの本拠地「オラクル・パーク」。名物のスプラッシュ・ヒットは、3回無死走者なしの場面で飛び出した。ジャイアンツのスティーブン・ダガーが放った打球が“着水”すると、カヌーに乗った2人の男性による争奪戦に。大人げなくケンカ腰で奪い合った結果、敗者は海に落下した。
MLB公式サイトの動画コーナー「カット4」のツイッターが動画を公開すると、ファンは次々と反応。「今年のオリンピックは本当にハードコアだな」「オリンピックのカヤックにもこのレベルのドラマがほしい(笑)」「五輪の熱狂はいたるところに」「大の大人がこんなことして……」「すごい熱量」などとコメントが寄せられていた。