「マジで凄い」「神」 ソフト日本・後藤希友の6連続三振リリーフにファン興奮
後藤は4試合に登板し、9回2/3で驚異の21奪三振
■日本 1ー0 カナダ(25日・1次リーグ・横浜)
東京五輪のソフトボール日本代表は25日、横浜スタジアムでのグループリーグ第4戦でカナダに延長タイブレークの末にサヨナラ勝ちし、銀メダル以上を確定させた。両チーム無得点で迎えた8回に山田恵里が中前へのサヨナラ打。4連勝でグループリーグ2位以上が確定し、7月27日に予定されている決勝へ進むことが決まった。
劇的なサヨナラ勝ちを呼んだのは2番手の後藤希友だった。6回無失点と好投した上野由岐子からバトンを受けて、7回からマウンドへ。ソーリング、ポリドリ、グローネウェゲンと3者連続三振に封じる好リリーフ。延長タイブレークに突入すると、無死二塁からエンツミンガー、代打ギルバート、へーワードとまたも3連続三振。打者6人を6連続三振に仕留める圧倒的な投球だった。
その裏に日本は山本優が犠打を決めて1死三塁に。カナダベンチは藤田倭、山崎早紀を故意四球で歩かさせ、満塁策を選択。ここで山田恵里が中前への決勝打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを収めた。
今大会好リリーフを見せている後藤。この日が4試合目の登板となり、計9回2/3で21奪三振。いまだ防御率0.00となっている。ソフトボール界のヒロインの登場に、ファンはSNS上で「後藤選手マジ凄いわ!」「マジでカッコよかったっす」「後藤選手 神ピッチング!!!」「後藤投手のリリーフ完璧すぎて惚れた」と絶賛の嵐だった。
〇今大会の後藤希友の全投球内容
豪州戦 2/3回 無安打 1奪三振 1四球
メキシコ戦 2回 1安打 5奪三振 1四球
イタリア戦 5回 1安打 9奪三振 1四球
カナダ戦 2回 無安打 6奪三振
計 9回2/3 21奪三振 無失点 防御率0.00
(Full-Count編集部)