ソフト日本代表、決勝で米国にリベンジ目指す 上野由岐子「感謝の気持ちを込めて投げる」
上野はこの日の登板はなく、ベンチで戦況見守る
■アメリカ 2ー1 日本(26日・1次リーグ・横浜)
東京五輪のソフトボール日本代表は26日、横浜スタジアムでグループリーグ最終戦のアメリカ戦を戦い、1-2でサヨナラ負けを喫した。先発した藤田倭が6回途中までノーヒットに封じる好投を見せたものの、同点に追いつかれた7回にサヨナラ弾を浴びて敗れた。
日本は初回、先頭の山崎早紀が三塁手のエラーで出塁。市川侑果の犠打、川畑瞳の左前安打で1死一、三塁とすると、相手バッテリーのパスボールで1点を先制。欲しかった先制点を手にした。
藤田は序盤から強力な米国打線をねじ伏せ、6回途中まで無安打ピッチング。守備陣も再三の好守で藤田を盛り立てた。だが、6回1死からマクレニー、リードに連打を浴びると、2死一、三塁から4番のアリオトに左前適時打を許して、試合を振り出しに戻されると、7回先頭のスチュアートに右越えのサヨナラ弾を被弾した。
日本は4勝1敗でグループリーグ2位に。再び米国と顔を合わせる27日の決勝で宿敵にリベンジを果たし、悲願の金メダルを目指すことに。この日の登板はなく、決戦での先発が見込まれる大黒柱の上野由岐子は試合後「しっかり全員がベストパフォーマンスできるようにできたらいいと思います。いろんな感謝の気持ちを込めて投げられたらいい」と語り、決勝でのリベンジを誓っていた。
(Full-Count編集部)