大谷翔平、強襲打球にヒヤリも…打者に見せた“思いやり”に称賛「礼儀正しさのキング」
打球直撃の危機に瀕していたのに…「野球史上最も健全な選手」
■エンゼルス 6ー2 ロッキーズ(日本時間27日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が、投手強襲の打球を放った打者に見せた“思いやり”が話題を呼んでいる。26日(日本時間27日)の本拠地でのロッキーズ戦に「2番・投手」で出場。初回に好フィールディングを見せた直後の仕草に、「健全な礼儀正しさのキング」「最もスイートなソウル」と称賛の声が相次いだ。
初回のマウンドで先頭のタピアを空振り三振に仕留め、ロジャースを初球で遊ゴロに。ブラックモンに左前打を許し、2死一塁を招いた直後だった。ストーリーが放った強烈なゴロはマウンド方向へ。あわや直撃かと思われたが、大谷は華麗な身のこなしでキャッチした。米メディアやファンが注目したのは、その直後。ストーリーに対して大谷は軽く手を挙げ「大丈夫だよ」と言うように何度か頷き返した。
エンゼルス専門ポッドキャスト番組「Locked On Angels」の司会者ブレント・マグワイア氏は、自身のツイッターで「ピッチャー返しを無事に処理したことでトレバー・ストーリーに謝った」と解釈。いずれにせよ、自らが危機に瀕していたのに、すぐ打者に見せた思いやりに対し、ファンからは「野球史上最も健全な選手」「とんでもなく愛らしい。私たちにショウヘイはもったいない」「この礼儀正しさは大好きだ」とのコメントが並んだ。