鷹、後半戦の“新戦力探し”開始 中谷2ランなどアピールに工藤監督「新鮮だったね~」

ソフトバンク・中谷将大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・中谷将大【写真:藤浦一都】

先発・笠谷の左指負傷は想定外「利き手でカバーするのは自分のミス」

■ソフトバンク 4ー3 DeNA(27日・エキシビションマッチ・PayPayドーム)

 ソフトバンクは27日、リーグ戦中断期間に行われるエキシビションマッチでDeNAと対戦し4-3で勝利した。スタメンに名を連ねた若手と新戦力が揃ってアピールする姿に指揮官もご機嫌だった。

 この日のソフトバンクのスタメンは4番にリチャード、5番に中谷将大といった大半が一昨日まで2軍で試合に出ていたメンバーだった。工藤監督が試合前に「最初の4試合(DeNA戦、ヤクルト戦)は若い人中心でいきます。その後も試合の中で試したい選手がいれば残します。結果が出なければ、これをいい経験にしてまた頑張ってもらう」と説明。フレッシュなスタメンはシーズン後半に少しでも1軍の戦力となれる選手を見極めていくことが狙いだ。

 試合は初回に中谷が2ラン、2回にアルバレスがタイムリーと新加入組で3打点。工藤監督は中谷のアピール弾に「いいホームラン打ったね。少し泳ぐかと思ったけど、前でしっかりさばいたね」とにっこり。

 中谷も「感触は良かったです。(低めを)うまく拾えました。(ソフトバンクに)拾ってもらって少しでもアピールしたいという気持ちが強かったので、1打席目で打てて良かった」と納得の一発に笑みをこぼした。ただ「その後の内容が悪かった。いい打球を飛ばすこと。内容のある打席を増やしたい」と反省も忘れなかった。

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