ソフト渥美万奈のスーパープレーには米メディアも驚愕「信じられないダブルプレー」
先発したオスターマンはショック隠せず「あれが抜けていれば」
26日に行われた東京五輪決勝でアメリカを撃破し、悲願の金メダルを獲得したソフトボール日本代表。上野由岐子が6回途中降板するも7回に再登板して最後を締め、宿敵を2-0で破って、13年越しの連覇を達成した。
この試合で、勝利を手繰り寄せるビッグプレーとなったのが、6回に飛び出した渥美万奈の美技。6回1死一、二塁のピンチで三塁への痛烈なライナーを山本優が弾くと、この打球をノーバウンドでカバーに走っていた渥美がキャッチ。飛び出していた二塁走者をすぐさま刺して、併殺を完成させた。
このスーパープレーを破れた米メディアも勝負のターニングポイントだったと指摘。「AP通信」は「日本が米国を2-0で破る。信じられないダブルプレーを決めソフトボールの金メダルを獲得した」と伝え、先発マウンドに上がったオスターマンの「ショックでした。あれが抜けていれば、同点に追いつけたかもしれない。それによってついた弾みでさらに加点できたかもしれない」と振り返っていた。